ガザのインターネットサービス、部分復旧からわずか数日で再ダウン
10月以来10回目
パレスチナのガザでは、1週間の停電の後、部分的に復旧していましたが、わずか3日後にインターネットサービスが再びダウンしました。
今回の停電は、現地時間の22日午後6時8分に通信会社Paltelから発表されました。
「ガザ地区での通信サービスが失われたことを遺憾に思います。10月7日以来10度目となるガザ地区での停電は、現在も続いているエスカレートした攻撃によるものです」と Paltel は声明で述べています。
イスラエルとパレスチナの紛争が10月に激化して以来、今回の停電で10回目となります。
ガザでは1月12日から19日までの1週間、停電に見舞われていました。10月のハマスによるテロ攻撃の報復として、イスラエル軍からの激しい砲撃が続いているためです。
激しい砲撃からサービスを復旧させようとした作業員2人が死亡しました。
サービスは10月19日に部分的に復旧しただけで、今日再びダウンしています。
ガザは現在、10月のハマスによるテロ攻撃の報復として、イスラエル軍から激しい攻撃を受けています。
ハマスが10月7日にイスラエルで行った奇襲攻撃で1,200人以上が殺害され、200人以上が誘拐されました。
ガザ保健省によると、10月7日以来、ガザでは少なくとも24,000人が死亡し、60,000人以上が負傷しているとのことです。
戦争が始まって以来、イスラエルはガザへの燃料輸送を1回を除いてすべて遮断したため、資源が不足しています。
最初の停電は10月27日に発生し、約36時間にわたって続きました。また、Palestinian Red Crescentは、ガザにいるチームと連絡が取れないと発表しました。
11月1日の2回目の停電は、サービスが復旧するまで数時間続きました。Paltelco は、固定電話、携帯電話、インターネットを含む通信サービスが影響を受けたと述べています。同社は、イスラエルによってサービスが切断されたと指摘しました。イスラエルとエジプトのプロバイダーが提供する携帯電話を持っている一部の人々は、まだ限定的な接続を得ることができました。
11月5日、ガザは10日間で3度目の停電に見舞われました。この停電は、サービスが徐々に復旧するまで15時間以上続きました。
4回目の停電は11月17日、33時間に及びました。バックアップ発電機の燃料不足が原因によるものです。ガザ地区では先月も2件の停電が発生しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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