ガザでインターネットが再びダウン、10月7日以来6回目の停止

12月20日未明に電気通信サービスが停止

ガザではインターネットサービスが再びダウンしました。

これは10月7日以来6回目の停電であり、前回の4日間に及んだ停電からわずか数日での発生です。

パレスチナの電話会社Paltelは、12月20日9時10分(現地時間)ごろ、同社のネットワークがダウンしたことを確認しました。

「ガザ地区におけるすべての通信サービスが、進行中の攻撃により失われたことを遺憾に思います。ガザは再び停電している状況です。」

ガザは現在、先月のハマスによるテロ攻撃の報復としてイスラエル軍から激しい攻撃を受けています。

ハマスが10月7日にイスラエルで行った奇襲攻撃では1,200人以上が殺害され、200人以上が誘拐されました。

ガザ保健省によると、10月7日以来、ガザでは少なくとも18,000人が死亡しているとのことです。

戦争が始まって以来、イスラエルはガザへの燃料輸送を1回を除いてすべて遮断しているため、資源が不足しています。

最初の停電は10月27日に発生し、約36時間続きました。パレスチナ赤新月社は、ガザにいるチームと連絡が取れなかったと伝えています。

11月1日の2回目の停電は、サービスが復旧するまで数時間続きました。Paltelco社は、固定電話、携帯電話、インターネットを含む通信サービスが影響を受けたと発表しています。同社は、イスラエルによってサービスが切断されたと指摘しました。イスラエルやエジプトのプロバイダーが提供する携帯電話を使っている人の中には、一部限られた接続ができた人もいたとのことです。

11月5日、ガザは10日間で3度目の停電に見舞われました。この停電は、サービスが徐々に復旧するまで15時間以上続きました。

4回目の停電は11月17日、33時間に及び、バックアップ発電機の燃料不足が原因とされています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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