シンガポールでデータセンター火災に~ SG.GSの施設

3月14日火災が発生したデータセンターの所有者であると報道されていたSG.GSは、声明を通じて、データセンターの所有者でも運営者でもなく、WebSatMediaからラックスペースを借りていたことを明らかにしました。「火災が、我々のシステムから発生したものではないことを確認できる」と声明の中で述べています。また、「火災が発生したフロアには、SG.GSの機器があった」と付け加えました。

この記事を書いている時点では、WebSatMediaのウェブサイトはまだダウンしています。W.Mediaは同社に連絡を取り、返答を待っています。同社は衛星、VSAT、放送、固定、無線のインフラを専門に提供しています。

火災現場の750C Chai Chee Roadには、複数のデータセンターがあります。

火災の原因究明のため、現在も調査が続けられています。

SG.GSのマネージング・ディレクターであるShawn Angは声明でさらにこう述べています。「現地で営業しているシンガポールのデータセンターで、火災が発生したと理解しています。当社はデータセンターの所有者ではなく、火災はビルの消火システムと地元の消防隊によって消し止められたと聞いています。我々は、影響を受けたクライアントへのネットワーク接続を再確立するため、現地のチームと緊密に協力しています。」

さらに、「(SG.GSが報道関係者に送ったとされる)この電子メールが、なぜ、どのように送られたのか」を調査し、さらなる情報の訂正を行うとしています。 Straits Times紙は、「爆発 」が火災の原因であり、(損害の)徹底的な調査をするためにフィールドエンジニアを派遣したとする電子メールを発行したと報じていました。さらに、電子メールには、「初期のチェックでは、センター内のサーバーはまだ稼働していることがわかりましたが、復旧に時間が必要でした」と書かれていました。

これは進行中の話であり、新しい情報が入り次第、適宜更新されます。

W.Media ( jan Yong 記者)より抄訳・転載

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