Virgin MediaのEメールサービスが再びダウン

計画的なメンテナンス作業では、繰り返し発生している障害は解消されていない模様

Virgin Mediaがまたもや障害に見舞われ、ユーザーからサービスに関する不具合が報告されている模様です。

その具体的な内容は、先週初めに最初にダウンしたVirgin MediaのEメール・サービスへのアクセスに関するものです。

Downdetectorには、数百件の苦情が寄せられており、現地時間の6月30日朝の時点でも、多くのユーザーからの苦情が寄せられている状況です。

Virgin Mediaは昨日(現地時間6/29)、Eメールで顧客に対し、深夜から翌朝6:00までの間、メンテナンス作業を実施し、その間Eメールへのアクセスができなくなる旨を通知していました。

しかし、数百人のユーザーから、数時間たった今でもEメールサービスが復旧していないとの声が上がっています。

Virgin Mediaの広報担当者はDCDに対し次のようにコメントしています。「当社のチームは、Eメールサービスに対する計画的かつ必要不可欠な作業を完了させるため、夜通し作業を行っていました。 しかし、残念なことに、今朝になって技術的な問題が発生したため、メールユーザーの皆様には断続的にメールサービスに不具合が生じている可能性があります。 ご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げるとともに、可能な限り早急に解決できるよう取り組んでおります」

先週初めに発生した最初の障害以降、Virgin Mediaは利用者へのサービスの大半を復旧させたと発表し、最初の36時間の障害については技術的な不具合が原因であるとしています。

この障害により、ユーザーはメールアカウントへのアクセスが困難になり、受信トレイへのアクセスやメッセージの送信ができなくなる事態に見舞われました。

Virgin MediaのEメールは現在、新規ユーザには提供されなくなったものの、今でも多くの既存ユーザが利用しています。

同社は、@virginmedia.com、@ntlworld.com、@blueyonder.co.uk、@virgin.netなど複数のEメールドメインを運営しています。

一部のユーザーからは、今週初めになってもサービスが完全に復旧していないと苦情が寄せられています。

同社が今年障害に見舞われたのはこれが初めてではなく、4月にも同じ日に2度の障害を起こしています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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