Virgin Media、1日に 2度の障害発生で赤っ恥をかく

Virgin Mediaでは、昨日(4月4日)の夕方に、2度目の障害が発生し、数千人のユーザーにインターネットサービスが提供できなくなる事態に見舞われました。

午前中に発生した障害に続き、24時間の間に2度の謝罪を余儀なくされ、通信事業者にとって恥ずべき1日となりました。

Downdetectorは、現地時間の昨日夕方4時頃からVirgin Mediaの障害が急増し、5万5千人以上のユーザーが影響を受け、インターネット問題の報告が午後5時15分にピークに達したことを明らかにしました。

この障害は、早朝に発生した最初の障害よりもさらに深刻で、ピーク時の午前7時59分には28,000人以上がインターネットに関する問題を報告していました。

最初の障害発生後、Virgin Mediaはサービスを復旧させ、状況を注意深く観察していると述べていました。

しかし、580万人以上のユーザーを抱えるブロードバンドプロバイダーにとって、1日で2度の謝罪を余儀なくされ、最悪の事態となりました。

「残念ながら、Virgin Mediaの一部のお客様において、断続的にブロードバンド接続に支障をきたしている問題が、再び発生しました。私どもチームは、問題の根本的な原因を突き止め、解決するために全力を尽くしています」

今回の障害は、Virgin Mediaが顧客に対して平均13%以上の値上げを通知したことを受けて発生したものです。

Virgin Mediaは、この2度の障害の原因を明らかにしていませんが、Cloudflareブログでは、BGP(Border Gateway Protocol)の問題である可能性が高いと指摘しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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