Oracle Cloud InfrastructureでDNS障害が継続中

問題発生から3日目

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)で現在、DNS(Domain Name System) サービスの障害が継続して発生しています。

この問題は2月13日(月)17:30(UTC)に発生し、Oracleの全クラウド・リージョンに影響を及ぼしています。

この問題はOCIのサービスに影響を与えており、OCI Vault、API Gateway、およびOracle Digital Assistantのユーザーは、5xxタイプのエラーまたは障害を受け取る可能性があります。識別情報を利用中のユーザーは、新しいドメインを作成する際に問題が発生する可能性があります。

また、Oracle Management Cloudのユーザーは、新しいインスタンスの作成または既存のインスタンスの削除ができなくなる可能性があります。Oracle Analytics Cloud、Oracle Integration Cloud、およびOracle Visual Builder Studioのユーザーは、新しいインスタンスを作成するときに失敗する可能性があります。

なお、明らかに関連性のない出来事ですが、Oracle子会社のNetSuiteでも、今週、ボストンのクラウド リージョンで障害が発生したとのことです。

2021年末、Amazon Web Services(AWS)の大規模な障害発生後、Oracleの共同創業者であるLarry Ellison氏は、ある顧客から次のような話を聞いたと決算説明会で主張していました。「Oracleのクラウドについて気づいたことは、決してダウンすることがないということ。これは他のどのクラウドにも言えることではありません。これは決定的な差別化要因だと考えています」

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。