Nvidiaが時価総額2兆ドルを達成、AIデータセンター成長が後押し

Nvidiaが時価総額2兆ドルを突破し、Apple、マイクロソフトと並び、史上3社目の2兆ドルクラブ入りを果たしました。この金融的なマイルストーンを通過したのは史上3社目です。

これを意味するのは、Nvidiaが1日で2720億ドルという、どの企業よりも大きな評価額を追加した翌日のことです。

Nvidiaは、生成AI企業に対する投資家の意欲を背景に株価が何度も急上昇してます。同社のGPUは、こうしたAIアプリケーションの大部分を支えており、現在のAIサイクルにおける最大の勝者となっています。

同社は昨年5月に企業価値が1兆円を突破しましたが、これは前年比で大幅な増加でした。しかし今週水曜日、同社はウォール街の予想を余裕で上回る記録的な売上高を計上しました。

全社売上高は前年同期比256%増の221億ドル。データセンターに特化した売上高は約409%増の184億ドルに跳ね上がっています。

Nvidiaの創業者でCEOのジェンセン・フアンはこう語りました「加速コンピューティングと生成AIは転換点を迎えている。企業、産業、国家を問わず、世界中で需要が急増しています。」

今月初め、フアンCEOはデータセンターへの投資額がわずか5年で1兆ドルから2兆ドルになると発表しました。

同社は来月開催されるGTCイベントで、さらなるAIとデータセンター向け製品を発表する見込みです。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。