Googleのネバダ州データセンターが新しい地熱発電プロジェクトで3.5MWを獲得

Fervo は地熱を米国に導入したい考え

新しい地熱発電所が、米ネバダ州にあるGoogleのデータセンターに電力を供給することとなりました。

Googleと地熱開発会社のFervo Energyが開発した3.5MWのプロジェクトは、電力購入契約を介してGoogleのデータセンターをサポートし、グリッドに電力を供給するものです。

「米エネルギー省は、地熱エネルギーが2050年までに米国で最大120GWの信頼性と柔軟性のある発電能力を提供し、米国の予想される電力需要の16%以上を発電できる可能性があることを明らかにしました」と、Googleのエネルギー気候担当シニアディレクターであるMichael Terrell氏は述べました。

「地熱は、他の再生可能エネルギーの建設が困難な多くの地域、特にアジア太平洋地域において、実行可能なクリーンエネルギーの選択肢です。というのも、従来の技術は、地下の熱に容易にアクセスできる地域にしか経済的に導入できないからです」

GoogleとFervoのプロジェクトは当初、2021年にGoogleのAIシステムを利用した5MWのプロジェクトとして発表されました。

Fervo は、地熱システムの流量、温度、性能に関するリアルタイムのデータを収集するため、2本の井戸の内部に光ファイバーケーブルを設置しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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