Green Mountain、ノルウェーのデータセンターの容量を拡張
Green Mountain は、ノルウェーのリューカンにある既存のデータセンター施設に、4.5MWの容量を追加しました。
同社によると、持続可能性の高い場所にワークロードを移したいと考えている国際的な顧客からの需要が続いているとのことです。DC2-Telemarkの拡張は、世界的に有名な国際的な新規顧客向けのビルド・トゥ・スーツ・プロジェクトで、2022年9月の竣工を目指し、同地をハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)クラスターとして強化するものです。
「 Green Mountain にこの新しいクライアントを迎えることができ、大変うれしく思っています。このお客様は、この施設が非常に適しているハイパフォーマンス・コンピューティングに使用される予定です。DC2-Telemarkは、国内の5%の電力を生産する谷の真ん中にあります。」 Green Mountain のCEOであるTor Kristian Gylandは、次のように述べています。「このたびの拡張により、 Green Mountain は国内最大規模の水力発電所となります。」
今回の拡張により、Green Mountain は、オンサイト設置、日々のオペレーション、プロジェクト管理でHPCのお客様をサポートする専門知識を蓄積し、新たに7人のフィールドエンジニアを採用する予定です。
このサイトからわずか800mのところに、Hima Seafood社が世界最大の陸上養鱒場の建設を始めています。2023年の操業開始時には、 Green Mountain 社の施設の余熱を利用する予定です。その代わり、データセンターには冷水が送られ、再びデータホールを冷やすことができます。この真の循環型プロジェクトは、クライアントのサステナビリティ目標達成をさらに後押しするものです。
「DC2-Telemarkは、持続可能で拡張性があり、費用対効果の高いソリューションを求める国際企業にとって、魅力的な選択肢になりつつあると確信しています。今後数ヶ月のうちに、このサイトが大きく成長することを期待しています。HPCのエコシステムが確立されていることで、世界クラスのスマートハンドサービスに対する顧客のニーズをサポートするための知識を保持・構築することができます」とGreen Mountain社のCSOであるSvein Atle Hagaseth氏は付け加えます。
Digital Infra Network ( Michael Nelson 記者)より抄訳・転載
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