エクイニクスがフィンランドで30MW超の風力発電PPAを締結

グローバル・コロケーション企業のエクイニクスが、フィンランドで風力発電所からの再生可能エネルギーを調達するために、Neoen社およびProkon社と電力購入契約(PPA)を締結しました。

両社は、35メガワットのBjörkliden風力発電所から生産されるエネルギーの85%をエクイニクスに供給する予定です。

エクイニクスは現在、フィンランドのヘルシンキ・エスポー地区で5か所のデータセンターを運営しており、また同市内にxScaleブランドでのハイパースケール施設を計画中です。同社は、2030年までに全世界に220以上あるデータセンターのポートフォリオ全体で、再生可能エネルギーを使用していくことを公約しています。

エクイニクス・フィンランドのマネージングディレクターであるサミ・ホロパイネン(Sami Holopainen)は、次のように述べています。「エクイニクスは、全世界235カ所以上のデータセンターで100パーセントクリーンで再生可能なエネルギーを利用するという長期目標の達成に取り組んでいる。フィンランドのNeoenとProkonの支援により、その達成と2030年までに世界的に気候変動に左右されない企業になるという誓約、そして科学に基づく目標の達成に向けて一歩前進した」

オストロボスニア地方西部のナルペス市に位置するこの風力発電所は、7基の風力タービンを備え、総出力は少なくとも35メガワットとなる予定です。施設は2023年に着工し、2024年に運転開始の予定です。PPAは10年間で、一部は市場価格に連動します。

「エクイニクスのようなグローバル企業がフィンランドの風力発電を採用することは喜ばしいことであり、エクイニクスがフィンランドで運営する5つの主要データセンターに再生可能エネルギーを供給するためにNeoenが選ばれたことを光栄に思う」と、Neoenフィンランド代表のジェリ・ロイクカネンは述べています。

BjörklidenはNeoenにとってフィンランド国内で3番目の風力発電所となり、これによりグループのフィンランドにおける設備容量は500MWを超えることになります。Neoenはこのプロジェクトの80%の株式を所有し、Prokonは残りの20%を所有します。

NeoenのCEO兼会長であるXavier Barbaroは、「この新たな契約は、エクイニクスのように再生可能エネルギーの供給を確保しようとする企業から入札を獲得する当社の能力を示すものである」と述べています。

昨年7月、ロシアの検索プラットフォームYandexは、フィンランドのIlmatar Energyと、同国のMäntsäläデータセンターに風力発電所から電力を供給する5年間のPPAに調印しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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