Vantage、ヨハネスブルグにデータセンターキャンパス~ APACでの最初の買収から1ヵ月後にアフリカ進出

Vantage Data Centersは、アフリカへの進出計画を発表しました。同社は今週、南アフリカのヨハネスブルグに80MWの新キャンパスを起工しました。

最初の16MWの開発フェーズは、2022年の夏までに完了予定です。

ヨハネスブルグのミッドランド地区にあるウォーターフォールシティに位置するこのキャンパスは、30エーカーの敷地に3つの施設があり、開発が完了すれば65万平方フィート(6万平方メートル)のデータセンタースペースが確保されます。Vantage社はこの土地に10億ドル以上を投資すると述べています。

Vantage Data Centersの社長兼CEO Sureel Choksiは次のように述べています。「当社は世界中のお客様から高品質なハイパースケールデータセンター施設に対する強い要望を受けており、アフリカ最大の市場に進出してこの要望に応えることができることを嬉しく思います。この2年半のグローバル展開により、当社は世界で最も急速に成長しているハイパースケールデータセンタープロバイダーの1つとなりました。」

今回はアフリカ大陸への初進出となります。同社は北米と欧州に施設を持っており、最近ではAgile Data CentersとPCCWのデータセンター事業を買収し、APACへの進出を発表しました。

Vantage EMEAの社長 Antoine Boniface は、「ヨハネスブルグは、その戦略的立地、ITエコシステム、アフリカの他の地域とのファイバー接続、再生可能エネルギーの利用可能性などから、サハラ以南のアフリカのデータセンターのハブとなっています。アフリカ初の施設の扉をお客様に開くだけでなく、地域コミュニティの一員となることを楽しみにしています。」

忙しかった2020年に続き今年もVantageは拡大を続けています。同社は、ベルリン、ワルシャワ、ニューポートで施設の開発を開始しました。また、カリフォルニア州のサンタクララに土地を購入し、ダブリンに2つのデータセンターの建設を申請しました。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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