AWSがインドネシア・ジャカルタに新リージョンを開設
AWSがインドネシアのジャカルタに新たなクラウドリージョンを開設しました。
「インドネシア・ジャカルタのAWSリージョンがオープンし、今日から利用できるようになりました。正式名称はAsia Pacific (Jakarta)、API名はap-southeast-3です」同社はこのニュースを発表したブログ記事でこのように述べています。
新リージョンの標準として、ジャカルタ リージョン は3つに分かれた アベイラビリティゾーン 構成としてローンチされました。
2019年4月にこの計画が発表された際、AWSはこの新リージョンで同国の「急成長するスタートアップエコシステム、インドネシアの大企業、政府機関」をサポートしていくと述べていました。
ジャカルタには、今年の初めに開設されたAmazon CloudFront Edgeの拠点と、AWS Direct Connect拠点が2か所あります。同社によると、同国での既存顧客にはライフスタイルアプリのTravelokaやデジタルヘルススタートアップのHalodocが含まれているといいます。
ハイパースケーラーはAWSだけではありません。グーグルは昨年、ジャカルタにインドネシア初の施設を完成させ、アリババは年内に同国内で3つ目の施設を建設しようとしています。テンセントは最近、ジャカルタ地域にクラウドリージョンを開設し、マイクロソフトは今年初め、同国初のAzureクラウドリージョンの計画を発表しました。DCI IndonesiaとインドネットのエッジDCの両社も最近ジャカルタ地域に施設を開設しました。
尚、ジャカルタでは今月の初め、Cyber 1データセンターで火災により2名が死亡する事故が発生しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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