Stack、アメリカで再生可能エネルギー100%を達成
STACK Infrastructure(以下、STACK)は2021年12月31日より、アメリカでのポートフォリオを100%再生可能エネルギーで運用することを発表しました。
同社は、環境・社会・ガバナンス(ESG)の改善に取り組む「OnePurpose」プログラムに従い、このマイルストーンに到達しました。持続可能なインフラの運用は集団の義務であり、STACKは100%再生可能エネルギーを使用する施設を継続的に運用するために、環境目標を一致させることで顧客とパートナーシップを結びました。
デジタルインフラへの需要が高まり続ける中、STACKは「OnePurpose」プログラムが、説明責任と誠実さをもってデータセンターの容量を維持・拡大するための全社的な最重要事項であることを表していると述べています。
STACK Americasの最高戦略責任者Matthew VanderZandenは、次のように述べています。「再生可能エネルギー100%という当初の目標を達成し、当社の持続可能性と責任ある事業活動の目標に向けて明らかに前進していることを嬉しく思っています。」
「当社では気候変動を真剣に受け止め、迅速かつ広範な進歩を遂げるための最善の方法は、広範囲に及ぶ目標を設定することであると信じています。このインパクトのある目標の達成は、永続的な変化をもたらすことに焦点を当てたOnePurposeプログラムにおける私たちの幅広い取り組みの一例に過ぎません。」
「私たちの複数の取り組みからなるロードマップは、最終的にライフサイクルの二酸化炭素排出量に対応し、STACKの幅広いサステナビリティ戦略をサポートすると同時に、お客様のESG目標に貢献しサポートするものです。STACKは、お客様とのパートナーシップを誇りに思い、より持続可能な世界のためにデータセンターの開発と運用を改善し続けています。」
再生可能エネルギー100%への取り組みが成功したことは、いくつかの重要な開発発表に続いてのことです。先月スタックは3つの新しいデータセンターキャンパス・プロジェクトを発表し、データセンターの開発と運用を世界各地に拡大しています。
再生可能エネルギーへの取り組み、効率的で水の使用量が少ない施設の設計・建設・運用に加え、STACKはより環境に優しいプロセスや技術を試しています。低炭素コンクリートやリサイクルスチールを利用して、新しい施設に含まれる炭素量を減らし、化石燃料を使わない再生可能なディーゼル燃料、例えば水素化分解植物油(HVO)を試験的に使用し、バックアップエネルギーとして化石ディーゼルに代わるバッテリーを配備しているのです。
Digital Infra Network ( Michael Nelson 記者)より抄訳・転載
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