Amazon、スペインGrenergy社と469MWのPPAを締結

Amazonは、スペインでの太陽光発電の調達に向けて、Grenergy Renovables SAと電力購入契約(PPA)を締結しました。
 
スペインのエネルギー会社であるGrenergyは今週、Amazonと469MWpの太陽光発電の10年契約を締結したことを発表しました。
 
この契約により、Amazonはスペインにあるグレナジーの3つの太陽光発電所(アルメリアのタベルナス: 250MWp、グアダラハラのホセ・カブレラ : 27MWp、バレンシアのアヨラ: 172MWp)から年間約665GWhの電力を調達することになります。
この3か所の太陽光発電所は、2024年に稼働が開始される予定です。
 
Grenergy Renovablesは、2007年に設立されたスペインの企業です。同社は欧州、北米・南米で約200件、合計約11GWの太陽光発電プロジェクトを様々な開発段階で有しており、現在はおよそ900MWが建設中です。また、スペインと南米では、合計で840MWの風力発電プロジェクトのパイプラインを有しています。
 
Amazonは、2022年11月にスペインのアラゴン地域にクラウドリージョンを立ち上げました。これは、Amazonの当初の目標であった2023年は前倒ししたものの、その後の目標の2022年半ばには遅れました。
 
Amazonは、世界最大のPPA購入法人です。今月、同社はドイツIberdrolaの農場2か所から風力エネルギーを調達するためのPPAに署名しました。
 
Amazonのサステナビリティサイトによると、現在Amazonはスペインで35以上の再生可能プロジェクトに投資しており、その中には15か所の太陽光発電所と3か所の風力発電所が含まれています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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