Selectel社がモスクワに20MWのデータセンター新設を計画
ロシアのIT企業Selectelが、モスクワにデータセンターの建設を計画しています。
Cnews.ruの報道によると、同社は20MWの4,500平方メートル(48,400平方フィート)のユロフスキーと呼ばれる施設を開発中で、最大2,000ラックを収容することができるといいます。施設の試運転は2023年の予定です。
SelectelのインフラストラクチャーディレクターであるAleksey Eremenko氏は、同施設はTier IV規格で建設されるとメディアに語っています。データセンターは外気冷却(フリークーリング)技術で冷却される予定です。
同時に既存のデータセンターを拡張し、新しい施設の候補地も探す計画です。
モスクワにある現在の施設では、2,400平方メートル(25,800平方フィート)で6.5MWを提供しています。同社はサンクトペテルブルクとレニングラードに4つの施設を持ち、合計で約16MW、5,000平方メートル (53,800 sq ft) を提供しています。
ロシアのソーシャルネットワークVKontakteの元投資家であるVyacheslav MirilashvilとLev Binzumovich Levievによって2008年に設立されたSelectelは、クラウド、ホスティング、コロケーション、CDNサービスを提供しています。最後のデータセンターは2015年に開設されました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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