Virgin Media O2、NEC、楽天と連携し、英国でOpen RANを構築
Virgin Media O2 は、よりオープンな無線アクセスハードウェアへの取り組みを強化するため、Open RAN 展開における最初のライブ商用サイトを開始しました。
NECと楽天は、長期間の試験運用を経て、この導入を支援しました。このコラボレーションは「フィールドフェーズ」に突入しています。
最初のライブサイトはノーサンプトンを拠点とし、 ”既存の通信事業者のクラウドサプライチェーンをベースとした” ブラウンフィールド ネットワークのマクロサイト上に展開されます。
今回の構築は、昨年NEC、楽天シンフォニー、エコシステム・パートナーとともに行われたVirgin Media O2ネットワーク上でのOpen RANのラボ実証に続くものです。この試験は、インドのNECと楽天シンフォニーのラボ、ロンドンのルイスリップにあるNECのGlobal Open RAN Centre of Excellenceラボで実施されました。
楽天はSymphony Open RANソフトウェア、エッジクラウド、無線管理・運用システムを提供し、NECはインテグレーションとフルオープンのエンドツーエンド・ソリューションを提供しました。
Virgin Media O2のChief Technology Officerの Jeanie York氏は次のように述べています。「Virgin Media O2は初めて英国でOpen RANマクロセルを構築し、マルチベンダーOpen RANのポテンシャルを示しました。」
またNECの執行役員 帯刀 繭子氏は、次のように述べています。「楽天シンフォニーや他のOpen RANのリーディングカンパニーとのエコシステムによる今回の取り組みは、完全にオープンなネットワーク実現の可能性を示しています。」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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