Meta、さらに1万人の従業員をレイオフへ

5,000件の求人募集も終了

Metaは、昨年末に行ったおよそ11,000人の従業員の解雇に続き、新たにおよそ10,000人の従業員を解雇しようと計画しています。

同社はまた、マーク・ザッカーバーグCEOが低迷する株価を押し上げるために投資家たちに投げかけた「効率化の年」の一環として、5,000件の求人募集を終了することも発表しています。

11 月に人員削減が行われる以前は、Meta は 87,000 人 を超える従業員を抱えていましたが、人員削減が終わる頃にはおよそ 66,000 人の従業員数となる見込みです。

ザッカーバーグ氏は、「これは大変なことで、避けては通れない」と述べています。従業員にとってさらに厳しい状況になる点は、誰が職を失うことになるかがわからないことです。

「今後数ヶ月の間に、組織幹部は、組織のフラット化、優先順位の低いプロジェクトの中止、雇用率の低下に焦点を当てたリストラ計画を発表する」と、ザッカーバーグ氏は説明しました。最初に切られるのは採用部門で、明日には彼らの運命が判明する見込みです。

「4月下旬には技術部門、5月下旬にはビジネス部門のリストラとレイオフを発表する予定だ。ごく一部のケースでは、これらの変更の完了に年末までかかる可能性がある。また、海外部門のスケジュールについても異なるものになると思われるため、詳細については現地のリーダーがフォローアップしていく」

今回の人員削減が同社のメタバースへの取り組みに影響を与えるかどうかは不明です。同社はVR、AR、バーチャルワールド分野に数十億ドルを投じていますが、その成果は限定的なものにとどまっています。

また、Metaは現在、 AI ワークロード向けに設計されたよりモジュール化された施設を開発するため、 データセンター の設計を再構築し、契約を解除したりと、数十億単位のコスト削減についても進めています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事の一部をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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