Huawei、Center3データセンターでサウジアラビアのクラウドリージョン開設
Huaweiは、Center3が所有する施設でサウジアラビアのクラウドリージョンをホストすることになりました。
サウジアラビアの通信会社STCは今月、同社のCenter3子会社がホスティングとデータサービスをHuaweiに提供し、同地域でのクラウド拠点拡大を支援すると発表しました。
Center3は、STCグループが保有するデータセンター、海底ケーブル、国際拠点、インターネットエクスチェンジなどのデジタルインフラ資産を引き継ぎ、2022年10月に発足しました。
STCとCenter3は国内に約25のデータセンターを所有しており、新リージョンの設置場所や立ち上げのタイムラインは公開していません。
Center3のCEOであるFahad AlHajeriは、「Huaseiと提携し、MENA地域の最先端デジタルインフラを提供できることをうれしく思います」と述べています。
また、Huawei Cloud KSAのCEOであるAlan Qi氏は、「このコラボレーションは両社にとって重要な前進であり、共に成功する未来を楽しみにしています」と述べています。
Huaweiは2022年2月にサウジアラビアのクラウドリージョンを立ち上げる計画を初めて発表しましたが、場所やスケジュールに関する情報は明らかにしていませんでした。
Huawei Cloudは現在、シンガポール、タイのバンコク、南アフリカのヨハネスブルグ、メキシコのメキシコシティ、ブラジルのサンパウロ、チリのサンティアゴの6つのインターナショナルリージョンを展開しています。また、中国と香港にも多くのリージョンを有しています。昨年には、インドネシアに新たなリージョンを設ける計画を発表しています。
OracleはサウジアラビアのJeddahにすでに1つのクラウドリージョンを持ち、Neom CityとRiyadhにさらに2つのリージョンを計画しているほか、MicrosoftとGoogleも同国でのリージョン立ち上げを検討しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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