CommScope ファイバー製造施設拡張に6,030万ドルの投資へ

米CommScope社は、ノースカロライナ州の製造施設拡張に今後4年間で6,030万ドルを投資する計画を立てています。

同社は、増産によって少なくとも250人の新規雇用を創出するとしています。

この投資は、Broadband Equity Access and Deployment (BEAD)プログラムの一環として、全米のブロードバンド・サービスを強化するためにバイデン大統領が425億ドルを公約したことを受けて、米国にとっては重要な時期に行われることになります。

「ブロードバンドはもはや贅沢品ではなく、今日の社会と経済市場に参加するために必要不可欠なものである」と、CommScope 社の社長兼 CEO である Chuck Treadway 氏は述べています。

「我々は、ブロードバンドをあらゆる人に普及させるために不可欠なソリューションをパートナーに提供することに長年取り組んできました。ノースカロライナ州との長年の関係をさらに強化することは、”Internet For All “を実現するための素晴らしい次のステップです。このパートナーシップは、カタウバ郡の経済的繁栄に貢献するだけでなく、BEADプログラムの目的を達成するための当社のコミットメントをさらに強化するものです」

CommScope社によると、同社は米国の施設で年間約20億フィートのドロップケーブルを製造する能力を持ち、BEADプログラムの一環として州およびそのパートナーが十分なサービスを受けられていないすべてのアメリカ人への接続を可能にする生産レベルであるといいます。

3月、CommScope社は、農村部に最適化されたHeliARC光ファイバーケーブル製品シリーズを発表し、これにより年間50万世帯のFTTH（Fiber-to-the-Home）導入を支援すると発表しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。