Odata がリオデジャネイロにデータセンターキャンパス開設

リオ初のキャンパスが始動

ラテンアメリカのデータセンター会社Odataは、ブラジルのリオデジャネイロに新キャンパスを開設しました。

同社は今週、最大24MWのRJ01施設の開設を発表しました。サン・ジョアン・ド・メリティにある20,000平方メートルの敷地に、18,000平方メートルの床面積を提供します。

「リオデジャネイロの新キャンパスにOdataの最初のビルが完成したことは、当社がラテンアメリカですでに運営している他の拠点の高い水準を維持しつつ、さまざまな地域の顧客の需要に応えようとする当社の継続的な努力を反映したものです」と、Odataのラタム地域CEO、Ricardo Alárioは述べました。「このデータセンターの開設により、イノベーションを推進し、信頼性、安全性、拡張性の高いインフラを提供する当社のコミットメントを強化し、お客様の成長に共に貢献します。」

Odata は、このプロジェクトに2億5,000万レアル(5,000万ドル)を投資しました。敷地の一部はすでにハイパースケールの顧客2社に賃貸されています。

Odata社はまた、サンパウロ州Hortolândia市にあるSP02データセンターの試運転を成功裏に終えたと述べました。

「リオデジャネイロにあるOdataの新しいデータセンターのチーム全体が、Odataのデータセンター業界の最高品質基準を満たし、運用を開始できるようにサイトを準備する上で重要な役割を果たしました」と付け加えました。

ブラジルのプライベート・エクイティ企業Patria Investmentsによって2015年に設立されたOdataは、今年初めにAlignedによって買収されました。

Odataは、ブラジルに4カ所、チリ、コロンビア、メキシコに各1カ所のデータセンターでコロケーションサービスを提供しています。同社はチリに2つ目の施設を計画しており、サンパウロのキャンパスも拡張中です。

昨年、メキシコで最初の施設を立ち上げた際、同社はケレタロに30MWの2つ目のデータセンターの建設を将来的に開始すると述べました。また、時期は明らかにしていませんが、次の市場としてペルーもターゲットにしています。

Odata は最近、ブラジル北東部に位置するOmega Energiaの212MWの風力発電所の少数株式を取得しました。

この記事はブラジル版に掲載されました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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