インドの不動産会社Anant Rajがデータセンター事業に進出
3つのテクノロジーパークをデータセンターに転換し300MWのフットプリントを計画
インドの不動産開発会社Anant Rajがデータセンター事業に進出しようとしています。
同社のソーシャルメディアや地元紙で、同社は1万ルピー(12億ドル)を投資し、同国で最大300MWの容量を開発する計画を発表しました。同社はAnant Raj Cloud Pvt.Ltd.という子会社を設立し、データセンター事業を管理しています。
1969年に設立されたAnant Rajは不動産開発会社です。同社は従来、住宅、商業、小売、ホスピタリティ・プロジェクトに注力してきましたが、いくつかのテクノロジー・パーク・プロジェクトにも参画してきました。
ハリヤナ州のマネサール、ライ、パンチクラにある3つのテクノロジー・ビルは、データセンターに改修される予定です。
マネサールではすでに3MWが稼働中で、近々3MWがオンラインになる予定です。21MWの全設備は、2フロアにわたる450,000平方フィート(41,800平方メートル)で提供される予定です。11エーカーの敷地にあるマネサール工科大学の総面積は180万平方フィートです。
「この3つのプロジェクトは、300MWのデータを収容する可能性があり、データセンターに不可欠な仕様に適合させるだけでよい既存の構造物を持っているという利点があります。Manesar Parkの初期段階は21MWの容量で準備が整っており、プロジェクト全体では合計50MWの容量で設計されています」とAnant Raj社の社長Amit Sarin氏は述べています。
ET社によると、Anant Raj社はライの25エーカーの土地に210万平方フィート(容量倍増の可能性あり)、パンチクラの10エーカーの土地に50万平方フィート(拡張オプションあり)を保有しています。
「マネサールでは50MW、ライでは200MWのデータセンターに対応できる可能性があります。さらに、パンチクラは50MWのデータセンターに対応できます。私たちはマネサールでのプロセスを開始し、市場の需要に基づいて他のビルの転換を進める計画です」とSarin氏は補足しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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