CtrlSがインドのグジャラート州で3,000万ドルのデータセンターに着工
GIFT Cityプロジェクト開始
CtrlSデータセンターは、インドのグジャラート州GIFT Cityに建設中のグリーンフィールドデータセンターに着工しました。
同時に同社は、CtrlS Gandhinagar 1 DCと名付けられたこのプロジェクトに2億5,000万ルピー(3,000万ドル)を投資すると発表しました。
グジャラート州のBhupendrabhai Patel州首相は、式典でこの施設の最初の礎石を据えました。
CtrlS によると、このデータセンター(Tier IV 基準で設計される)は、この地域に1000人以上の直接・間接雇用を創出する可能性があるということです。
CtrlS のCIOであるAnil Namaによると、このデータセンターは2025年までに稼働する予定だということです。同社はまだデータセンターの規模やIT容量を決定していません。
「GIFT Cityに位置するデータセンターは、州内の主要なクラスターに簡単にアクセスできます。GIFT Cityは世界的な金融の中心地であり、グローバルおよび国内の大手BFSI企業が数社進出しており、当社にとって理想的な立地です」とCtrlS DatacentersのSridhar Pinnapureddy会長は述べています。
2023年10月、同社は今後6年間で20億ドルを投資し、アジアと中東全域に拡大すると発表し、350MWのAIとクラウド対応のハイパースケールデータセンターを増設する意向を示しています。
同社は現在、既存施設で234MWのIT能力を有しています。同社は11月、インドのウッタラーカンド州に10MWのデータセンターを建設する計画を発表しました。また、タイでも150MWのキャンパス建設に取り組んでいます。
CtrlS のグローバル展開・戦略担当副社長であるSiddarth Chennareddyによりますと、同社は2024年にインドでさらに5つのデータセンターを設立する予定だということです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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