CtrlS、インドのウッタラーカンド州に10MWのデータセンターを計画

州北東部にエッジ施設を建設

CtrlSがインド北東部のウッタラーカンド州にデータセンターを建設することが明らかになりました。

現地の報道によると、同社は今週、ウッタラーカンド州政府との間で、同州にエッジデータセンターを設立する覚書(MoU)を締結したということです。

提案されているグリーンフィールド施設は、今後8年から10年かけて建設され、10MWの容量を持つと言われています。

「CtrlSのデータセンターは、同州のより大きなデジタルエコシステムに組み込まれ、データ、インフラ、テクノロジー主導型ビジネスの成長を可能にします。」CtrlSデータセンター会長のSridhar Pinnapureddy氏は、「CtrlSが提案するデータセンターは、2500億ルピーの直接・間接投資の流入を促進し、約1000人の雇用を創出すると期待しています」と述べました。

同社は、120万平方フィートの事業面積を持ち、さらにインド全土で500万平方フィートを建設中です。同社は、ハイデラバード(2カ所)、ベンガルール(1カ所)、ムンバイ(4カ所)、ノイダ(1カ所)でデータセンターを運営しているほか、パトナとラクナウにそれぞれ1カ所ずつ、2カ所のエッジ施設を持っています。CtrlSは最終的に、全国に20カ所以上のエッジデータセンターを設置する予定です。

同社は最近、タイに初の海外施設を建設する計画を発表しています。

Sifi がノイダのYEIDAデータセンターパークに進出

インドでは他に、Sifyがウッタルプラデーシュ州で新たなデータセンター開発を計画している可能性があります。

同社とインフラ企業のJackson Limitedはともに、Yamuna Expressway Industrial Development Authority (YEIDA)のデータセンターパークにスペースを割り当てられました。

YEIDAの広報担当者は、「両社は、ノイダ国際空港近くのセクター28にあるデータセンターパークに、2万平方メートルの区画を割り当てられました。」と述べています。「1757.45億ルピーの投資と775人の雇用創出が提案されています。」とYEIDAの広報担当者は述べました。

YEIDAは、デリーとアグラを結ぶヤムナ高速道路沿いに、合計約100エーカーのデータセンター用地5区画を販売しています。

ノイダのセクター28にある4万平方メートルの3区画と2万平方メートルの2区画がこの計画で提供されています。これまでの報道によると、この区画では最大40MWの発電が可能だということです。

Sify はインド国内で10カ所のデータセンターを運営しており、合計で約70MWを供給しています。ノイダにはすでに、9.4MWの電力と55,000平方フィート(5,109平方メートル)の床面積を持つ Sify データセンター、Greenfortがあります。同社は以前、ノイダの新しいデータセンターに3億4,500万ドルの投資を目指すと述べています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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