Huawei、チリで3つ目のデータセンターを計画

ラテンアメリカでの事業拡大を継続

Huawei がチリに3つ目のデータセンターを建設することになりました。

同社は今月、地元紙でこの計画を発表し、サンチアゴ首都圏に新たな施設を建設し、2023年前半に稼働させる予定です。この施設には、約1億ドルの投資が行われる予定です。

Huawei は2019年にチリ初の施設を発表し、その1年後に首都に2つ目の施設を建設する計画を明らかにしました。

「私たちはこの発表をすることができ、国や地域の技術的なエコシステムにとって素晴らしいニュースであり、嬉しく誇りに思います。2019年に国土に初のデータセンターを設置してデジタル化の成長に賭けたように、今日も私たちは公私ともに技術的変革へのコミットメントを再確認しています」と、チリのHuawei Cloud&AI担当マネージャー  Jason Jin は述べています。

Huawei は現在、ラテンアメリカ全域にチリ、メキシコ、ブラジルの3つのクラウドリージョンを有しています。同社は昨年、ブラジルに2つ目の施設を開設し、メキシコには詳細を示さずに2つ目の施設の計画を発表しています。

当時、戦略・マーケティングディレクターのAlfonso Jimenez氏は、今後数カ月のうちにラテンアメリカ全域の新しいリージョン、アベイラビリティゾーン、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)を発表する予定だと述べています。

2020年のロードマップ発表では、Huawei Cloud LATAMのディレクターであるDuan Bin氏が、2021年以降にボリビア、パラグアイ、ウルグアイ、中米、カリブ海を含むラテンアメリカ全域をカバーするようHuawei Cloudの適用範囲を拡大する予定だと述べています。

OracleGoogleはチリのクラウドリージョンを立ち上げ、マイクロソフトは同国でクラウドリージョンを開発中です。AWSはサンチアゴにCloudfront Edgeの拠点を持ち、今年中に同国でローカルゾーンを立ち上げる予定です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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