アフリカ ナイロビ

Africa Data Centres,がケニアのナイロビに2つの施設を発表

親会社のEconet社がADCとLiquidを保有する新会社Cassava Technologies社を発表。

Africa Data Centres(ADC)は、ケニアのナイロビにさらに2つのデータセンターを建設する計画を発表しました。

同社は今週、最大20MWのIT負荷を持つ第2のデータセンターの開発に着手し、第3の施設のための土地を確保していると発表しました。ADCによると、この2つのプロジェクトは2億ドルの投資に相当するといいます。

同社のCEOステファン・デュプロズは、「 ADC は現在、ナイロビおよび東アフリカ全体で、キャリアニュートラルのデータセンターとしてトップの地位を占めています。当社は、この地域で最も多くの接続プロバイダーがオンサイトしているという点で、最もダイナミックなエコシステムを有しており、また、エンタープライズ部門や特に金融サービスにおいて最も強力なリーダーシップを発揮しています。

ナイロビの東アフリカデータセンター(EADC)は、2013年にLiquid Telecom (現 Liquid Intelligent Technologies )が開設した際、東アフリカ最大のデータセンターとして注目を集めました。この施設は、500平方メートル(5,382平方フィート)のホワイトスペースと、4階建てで1フロアあたり160ラックのスペースを提供していましたが、2018年にさらに500平方メートルのホワイトスペースを追加する拡張工事が行われました。Liquidは2018年にADCを立ち上げました。

ADCは現在、ナイロビのほかに、ナイジェリアのラゴス、トーゴのロメ、南アフリカのサムランドミッドランドにデータセンターを保有または開発中です。9月に同社は、今後2年間でアフリカ10カ国に10のデータセンターを建設する5億ドル規模の目標を発表しました。モロッコ、チュニジア、エジプトなどにも施設を建設し、設置面積を倍増させる計画です。

「ケニアはアフリカでも有数のデータセンター市場であり、東アフリカ地域へのゲートウェイとして広く認知されています。デジタルサービスの導入が劇的に増加しており、オンプレミスからコロケーションやマネージド施設への移行が、今後数年間のデータセンター開発の先陣を切ることになるでしょう」とデュプロズは付け加えました。

先週IFCは、 Liquid Intelligent Technologies とのパートナーシップを拡大し、同社への株式および負債による投資額を2億5,000万ドルとし、Africa Data Centresを通じてエジプト、ケニア、ナイジェリア、南アフリカでのデータセンターの拡張を支援することを発表しました。

今週、ADCとLiquidの親会社であるEconetは、同社のデジタルビジネスの数々を擁する新会社の設立を発表しています。

ADCはこれまで、Liquid Intelligent Technologiesの傘下にありましたが、Econetは今週、データセンター企業と通信事業者の両方を含む多くの事業部門を擁する新会社Cassava Technologiesの設立を発表しました。

「Cassava Technologiesは、光ファイバーブロードバンドネットワーク、データセンター、再生可能エネルギーに加え、クラウド&サイバーセキュリティ、フィンテック、デジタルプラットフォームなど、Econetのデジタルサービスとデジタルインフラの製品セグメントを統合します。同社は、Liquid Intelligent Technologies、Africa Data Centres、Liquid Cloud、Sasai Fintech、Vaya Technologies、Distributed Power Technologiesなど、定評のある主要なテクノロジーブランドを有しています」と述べています。

Econet Wireless Zimbabwe、Econet LEO (ブルンジ)、Econet Telecom Lesotho、EconetによるMascom Wireless Botswanaへの投資、Econetのモバイルマネー事業であるEcoCash Holdings Zimbabweを含むEconet Groupのモバイル通信事業は影響を受けず、Econet Wirelessのブランドで事業を継続していきます。

Cassava Technologies社の創業者兼エグゼクティブ・チェアマンであり、Econet社のエグゼクティブ・チェアマンでもあるストライブ・マシイワは、「アフリカの経済がデジタルに移行する中、接続性を高めることで、何百万ものアフリカ人の生活を向上させるデジタルツールやソリューションの新たな波を呼び込むことができるという、非常に大きなチャンスがあります。これが、 Cassava Technologies を設立した理由です。アフリカにおいて、テクノロジーをキャッサバの 『fufu』(キャッサバから作られた生地の一種)のように身近なものにするためです」と述べています。

Cassava Technologies社のCEOハーディ・ペムヒワは、次のように述べています。「Cassava Technologiesの設立を発表できることを嬉しく思います。当社の比類なきファイバーブロードバンド、データセンター、再生可能エネルギーのインフラは、フィンテック、クラウド、サイバーセキュリティ、オンデマンドのデジタルプラットフォームと相まって、アフリカのデジタルトランスフォーメーションを加速させます。15カ国以上をカバーするフットプリントを持つCassava Technologiesとして、アフリカで事業を展開する企業の高まるニーズに応え、アフリカ全土の企業、中小企業、消費者にフィンテックやその他のデジタルサービスへのアクセスを拡大するための体制を整えています。」

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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