Africa Data Centres、ヨハネスブルグに新データセンターを開設
Africa Data Centresが、南アフリカのヨハネスブルグに新しいデータセンターを完成させました。
この10MW施設は、Africa Data Centresのミッドランド・キャンパス内に配置され、4つのデータホールと6,000平方メートル(64,500平方フィート)のホワイトスペースが追加されています。完成時には、8つのデータホール、9,000平方メートル(96,900平方フィート)、20メガワットの容量を持つことになります。
Africa Data CentresのCEOであるステファン・デュプロズは次のように述べています。「既存および将来のお客様に、ヨハネスブルグで最も近代的なデータセンターをお届けできることに興奮している。この施設のキャパシティをすぐに提供することで、お客様の成長のパートナーとなれることを嬉しく思う。この投資は、南アフリカの経済とデジタル開発におけるAfrica Data Centresの自信を示すものである」
同社は現在、ナイジェリアのラゴス、トーゴのロメ、南アフリカのサムランドとミッドランド、ケニアのナイロビにデータセンターを保有あるいは開発中です。今月初め、同社は5億ドルを投じて、今後2年間でアフリカ10カ国に10か所のデータセンターを建設するという目標を発表しました。同社は、モロッコ、チュニジア、エジプトなどに施設を建設し、設置面積を2倍にする計画を立てており、ADCの親会社であるLiquid Intelligent Technologies社を通じて、大手開発金融機関や多国籍企業からの新たな出資と施設により資金を調達する予定です。
アフリカデータセンター協会(ADCA)とザラム・アナリティクス社が2021年に発表したレポートによると、増大する需要に対し、南アフリカの容量や密度と同等レベル条件を大陸の他の地域にもたらすためには、1000MWと700のデータセンター施設が必要であるとしています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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