Teraco が南アフリカのケープタウンデータセンター着工

Digital Realty 傘下企業が ブラッケンフェル の CT2 キャンパスに 2 棟目のビルを増設

Teraco は南アフリカのケープタウンに新しいデータセンターを建設中です。

Digital Realty傘下の同社は今週、ブラッケンフェルにあるCT2キャンパスを30MW拡張すると発表しました。

CT2 フェーズ 2 の建設が開始され、新たな発電容量は 2025 年第 1 四半期に利用可能になる予定です。

CT2 フェーズ 2 は 3 階建てで、5.3MW のデータホール 4 つ、3.1MW のデータホール 2 つ、2.2MW のデータホール 2 つで構成されます。

「Teracoは、中核となるハブにおいて、キャパシティフットプリントの拡大に取り組んでいます。我々は、サブサハラアフリカ全域のデジタル変革を活用し、顧客が柔軟に拡張できるようにします」と、Teracoの最高経営責任者(CEO)Jan Hnizdo氏は述べています。

「当社はこの地域のICTインフラに大規模な投資を続けており、アフリカ最大のデータセンタープラットフォームを構築しました。オープンアクセス相互接続を可能にし、お客様にワールドクラスのデータセンターインフラを提供できることを誇りに思います。」

Teracoは2021年、ブラッケンフェルキャンパスにCT2の第1期を完成させました。第1フェーズは、2万5,000平方メートル(26万9,000平方フィート)の建物構造、8,000平方メートル(8万6,100平方フィート)のデータホールスペース、18MWの容量で構成されました。

フル稼働時には、50MW、7万3,000平方メートル(78万5,765平方フィート)のキャンパスは、16のデータホールにまたがる1万8,000平方メートル(19万3,750平方フィート)の技術スペースとなります。同キャンパスは、クローズドループ冷水システムを採用し、100%フリークーリングを提供するのが特徴です。

ケープタウンのロンデボッシュ地区にあるCT1施設には、2,500平方メートル(21,500平方フィート)のデータホールスペースと5MWの容量があります。

2008年に設立されたTeracoは、南アフリカでヨハネスブルグ、ケープタウン、ダーバンに7つの施設を運営し、合計75 MW 、600以上の顧客にサービスを提供しています。Digital Realty は 2022 年 1 月、Teraco の株式の過半数を約 35 億ドルで取得しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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