DigitalBridgeが日本のインフラ企業、JTOWERを買収
JTOWERのインフラ事業拡大を支援
DigitalBridgeは、日本の通信インフラ会社株式会社JTOWER(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中敦史、以下「JTOWER」)を買収するため、約6億3120万ドルの入札を行いました。
声明の中で、JTOWERは株主に対し、同社を非公開化する公開買付けに応じるよう勧告しています。公開買付けは10月10日まで実施されます。
2012年に設立されたJTOWERは、日本全国に約6,700の通信タワーを持ち、日本のネットワークキャリアにインフラ共有を提供しています。
JTOWERは、DigitalBridgeによる買収により、ネットワークインフラの展開を全社的に拡大することが可能になると述べています。
JTOWERは、声明で次のように述べました。「DigitalBridgeから、本公開買付けを通じて非公開化した後、当社グループの成長を全面的に支援するために必要な追加的な自己資本を提供する用意がある旨の表明を受けています。そして我々は、本公開買付けを通じて、DigitalBridgeから機動的かつ安定的に成長資金を調達できると期待しています。」
JTOWERは、既存の資本パートナーであるNTT、NTTドコモ、KDDIとの業務提携を維持します。
昨年、NTTドコモはJTOWERと基本取引契約を締結し、ドコモのタワー1,552基の所有権を170億円でJTOWERに譲渡しました。ドコモはその後、JTOWERからタワーをリースします。
その1年前、JTOWERはドコモから6,002基のタワーを買収しました。
今週初め、 JTOWERはドコモと提携し、東京で5Gサービスを提供するため 「窓を基地局に変える」ことができるとするガラスアンテナを開発しました。
DigitalBridgeは、セルタワー、データセンター、ファイバー、スモールセル、エッジインフラなど、複数のインフラ資産に投資しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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