GoogleがバミューダのNuvem海底ケーブル敷地を480万ドルでリース契約

Google傘下のSeagrass Servicesが、バミューダのBurrows Hillの敷地を480万ドルでリースする契約を結びました。

Bernewsが最初に報じたところによると、同社はNuvem海底ケーブルシステムの計画の一環としてこの土地を使用するとのことです。

来年稼働予定の7,194kmのNuvemケーブルは、バミューダのAnnie’s BayとポルトガルのSines、São Miguel、アメリカのサウスカロライナを結んでいます。

このケーブルの計画は、Googleがバミューダへの投資を約束した昨年9月に初めて発表されました。

もともとバミューダ政府が所有していた土地は5.9エーカーで、Bermuda Land Development Company (BLDC)に貸し出されていました。

BLDCは現在、West End Development Corporationと合併してBermuda Land Management Corporation(BLMC)を設立し、新たに設立された事業体が262年間この土地をSeagrass Servicesに土地をリースしています。

この土地には現在、Remote Control Car Trackがあります。トラックは別の場所に移され、工事はすべてGoogleが資金を提供します。

9月20日に下院で演説したDavid Burch公共事業相は、次のように述べました。「この協定が 『磁石』の役割を果たし、通信業界の他のプレーヤーを引き寄せることを意図しています。それは、独自のケーブルを敷設するか、Googleからリースするかです。他の大手企業からも、バミューダにデータセンターを建設したいという問い合わせがすでにありました。」

「このリース契約が成功すれば、テクノロジーハブをサポートするインフラを構築することで、2020年の選挙マニフェストで示された政府の経済開発公約を実現することになります。」

Googleは昨年末、St David’s IslandのAnnie’s Bay Parkに、ケーブル陸揚げ局施設を建設しないと約束せざるを得ませんでした。Annie’s Bay Parkには、地元の家族のための記念碑があります。

当時、同社はNuvemケーブルはAnnie’s Bay地区の既存のマンホールを使用し、空港近くのGlobeNetの陸揚げ局に向かうと述べていました。

Burrows Hillに取得された土地は、Annie’s Bayから約3kmの位置にあります。

バミューダには、CBUS、CB-1、Gemini Bermuda、GlobeNetのケーブルがあります。すべての接続は、米国、南米、カリブ海を経由しています。Nuvemケーブルは、バミューダ島とヨーロッパを直接結ぶ最初のケーブルとなります。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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