フィリピンでStarlinkが始動

ルワンダでもサービスが開始

SpaceXの子会社がアジア全域に拡大する計画を続ける中、フィリピンでStarlinkのサービスが開始されました。

親会社のSpaceXは昨日(2月22日)、Twitterでこの打ち上げを確認しました。

SpaceXは、昨年10月にカタールでライセンスを取得するなど、この地域のより多くの市場に参入する計画を持ってますが、フィリピンは東南アジアで初めてStarlinkの衛星通信サービスを受ける国となりました。

フィリピンでのサービス開始以前は、Starlinkのサービスが開始されたアジア市場は日本だけでした。

SpaceXは昨年、2023年半ばまでにフィリピン全域でStarlinkサービスを提供する計画であると発表しました。

同国の顧客は、SpaceXのLEO衛星を経由して、下り最大200Mbps、遅延わずか20msのブロードバンドサービスに加入することができるようになる予定です。

政府は Starlink のサービスを利用して、これまでブロードバンドが頭痛の種であった国内の到達困難な地方を支援することを期待しています、とPhilstar社は指摘しています。

衛星機器は現在、国内で599ドルで購入可能で、接続サービスには毎月99ドルの追加料金がかかります。

Starlinkは、億万長者のHenry Sy Jr.が所有するデータ会社、フィリピンのData Lake Inc.によって販売されます。

同社はまた、ルワンダでサービスが開始されたことを発表しました。同国のICT省は、スペースXが提供する衛星サービスが2月22日の打ち上げ後、同国の500か所で試験的に実施されることを確認しています。

Starlinkは、今月初めにアフリカで商業運用を開始し、ナイジェリアでデビューし、すぐにマダガスカル沿岸のいくつかの小さな島々で開始しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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