
チュニジアで3社が5Gモバイルサービスを開始
Orange Tunisia、Ooredoo Tunisia、Tunisie Telecomによる5Gサービス
Orange Tunisia, Ooredoo Tunisia, Tunisie Telecomは先週、それぞれの5Gネットワークを開始しました。
チュニジア政府は、2月中旬までに5Gサービスを開始すると発表しており、今回の5Gサービス開始は予定通りです。
3社とも5Gの免許を取得したのは、3か月も前のことです。
各社はそれぞれ、同国の周波数オークションで700MHz帯の時分割複信(TDD)周波数5MHzと、3.5GHz帯の時分割複信(TDD)周波数100MHzを取得しました。
Ooredoo TunisiaのCEOであるMansoor Rashid Al-Khaterは、次のように述べました。「5Gは単なるネットワークのアップグレードではありません。私たちは、これを未来への基盤と考えています。超高速、低遅延、大容量により、5Gはチュニジアのデジタル経済を加速させ、新興企業を支援し、業界全体で変革的なアプリケーションを可能にします。」
Orange TunisiaとOoredoo Tunisiaは、それぞれの発表会で固定無線アクセス(FWA)の可能性をアピールし、Orange Tunisiaは、FWAルーターとともに5Gモバイルサービスを開始しました。
5Gへの参入の一環として、Ooredoo Tunisiaは、家庭やオフィスに特化したFWA 5Gサービス「Fixe Jdid 5G」を提供し、最大100Mbpsのデータ速度を謳っています。
一方、Tunisie Telecomは、その広範な光ファイバー配備が5Gネットワークをサポートすると述べました。同キャリアは先週、チュニジア北部のビゼルトとフランスのマルセイユを結ぶ専用光ファイバー回線(容量20Tbps)の供給と、運用に関する戦略的契約をMedusa海底ケーブルシステムと締結しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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