Meta、新ネットワーク・タイム・プロトコルのPTPを導入へ

NTPからの移行

Meta社は、データセンター内の全サーバーの時刻を同期させるための新たなネットワーク・タイム・プロトコルであるPrecision Time Protocol(PTP)を導入する計画であることを発表しました。

同社によると、一部の施設でのPTPの試験運用に成功し、現在、それを全データセンターに拡大しているといいます。

NTP(Network Time Protocol)がミリ秒単位の精度であるのに対し、PTPはナノ秒単位の精度を実現するものです。

サーバーは正確な時刻を保つ必要があり、そうしないとユーザーに遅延やエラー、さらには機能停止が発生する可能性があります。

PTPは、コンピュータのクロックを同期させる方法として、2002年に初めて導入されました。

Stratumのネットワークコンピュータは、現在の時刻を保持し、ネットワーク上の他のコンピュータに、ネットワークデータパケットを介して、何時なのかを尋ねる時刻参照を送信します。

しかし、この方法は歴史的に長距離になると、システムが時刻を通知する速度に遅延が生じるため、うまく機能しませんでした。

Metaが行ってきたのは、遅延を測定し、それを補正することです。2つの通信システムには遅延を測定するためのグローバルクロックが存在しないため、複雑な作業となります。

PTPは、ハードウェアタイムスタンプとTransparent Clockを使用し、それぞれ一貫性と対称性を向上させるとMetaは主張しています。

PTPは、ネットワークが5G接続に移行する際に、より高い帯域幅の5Gに必要な精度と正確さが加わるため、通信業界ではすでに推進されています。

MetaのPTPは、データセンターをUTCに同期させることを目的としていますが、それ自体も変化を遂げつつあります。先週、世界中の政府がうるう秒を廃止することに合意しましたが、これはMetaが長い間推進してきたことです。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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