VMware、Avi Networksを買収へ
Dell Technologiesの子会社であるVMwareは、クラウドアプリの配信プラットフォーム企業であるAvi Networksを非公開で買収する意向を発表しました。
VMwareの声明によると、今回の買収は、VMwareの現在の四半期に完了する予定で、「業界唯一の完全なソフトウェア・デファインド・ネットワーク( SDN )スタック」を構築しようとしていると述べています。
Avi Networksは、米国サンタクララを拠点とする非上場企業であり、データセンターでのアプリケーション配信の先進化や自動化を支援します。
AviのADC(アプリケーション配信コントローラ)の主な機能には、パフォーマンスの監視分析や トラブルシューティング、あるいはロードバランシングソフトウェアやオンプレミスおよび複数のクラウドプラットフォーム間で展開可能な機能などがあります。
同社は2012年に設立されて以来1億1,500万ドルの投資を集めています。Aviは、ドイツ銀行、Telegraph Media Group、Hulu、およびCiscoを顧客として数えています。
Avi NetworksのCEO、Amit Pandey氏は記者会見で、「今回の買収はAvi Networksの顧客にほとんど影響を与えない」と述べました。VMWareは、買収完了後にスタンドアロンのアプリケーション配信プラットフォームの販売を予定するとともに、VMware NSX Data Centerにロードバランシング機能を内蔵する予定です。
VMwareのネットワークおよびセキュリティ部門の シニア・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネジャーであるTom Gillis氏は次のように述べています。「VMwareは、パブリッククラウドと同様に簡単かつ容易にデータセンターを運用できるようにすることを約束します 。そして、成長するVMwareネットワークにAvi Networksを追加することで、我々のセキュリティポートフォリオは、目標に一歩近づくでしょう。」
Data Center Dynamics
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