Alfanarがサウジアラビアのデータセンターに14億ドルを投資

サウジアラビアで4つのデータセンターを開発

Alfanar Global Developmentは、サウジアラビアでのデータセンター開発に14億ドルを投じる予定です。

先月開催されたイベント、LEAP 2025の中で、同国で4つのデータセンターを開発することを明らかにしました。

データセンターはリヤドとダンマームに「戦略的に配置」され、クラウドコンピューティングと「AI主導のソリューション」を官民両セクターでサポートすることを目指しています。

予想される容量やスケジュールなど、データセンターの詳細は、まだ明らかになっていません。同社は、それらが「持続可能性と効率性を優先して」開発され、王国のグリーンエネルギーと環境目標に貢献すると述べています。

Amer Al Ajmi副社長は、次のように述べました。 「Alfanar Global Developmentは、このプロジェクトで未来に飛躍しており、変革的な方法でビジョン2030に継続的に貢献していることを誇りに思います。安全でスケーラブルなデジタルインフラを構築することで、王国のデジタル経済を発展させるだけでなく、グローバル企業を誘致し、サウジアラビアをデータストレージとテクノロジー主導型イノベーションのリーダーとして地図に載せることができます。」

同社は自らを「グローバルプロジェクトデベロッパー」と表現し、現在、サウジアラビア、バーレーン、UAE、スペイン、英国、インドでエネルギー、データセンター、病院などの開発を進めています。

ウェブサイトには、Saudi Red Crescent Authority(SRCA)、統計総局、閣僚評議会の専門家局、Saline Water Conversion Corporation(SWCC)などの顧客向けに、サウジアラビアで完了した4件のデータセンタープロジェクトが掲載されています。これらのデータセンターのうち最大の容量は1MWでした。

Alfanarは以前、リヤドのサーバー製造施設でHPEと提携しています。

ダンマーム、リヤド、ジッダはサウジアラビア最大のデータセンター市場です。サウジアラビアでは、デベロッパーからの関心も高く、今年に入ってから、DataVoltやEquinixなどが同国でのデータセンター計画を発表しています。

昨年末には、マイクロソフトがサウジアラビアのクラウドリージョンの建設を完了しました。他の主要なクラウドプロバイダーであるGoogle、AWS、Oracle(オラクル)なども、サウジアラビアにクラウドリージョンを展開または開発しています。先月には、Tencentが中東初のクラウドリージョンをサウジアラビアに開設しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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