AWSデータセンター建設現場で火災が発生、2人が入院

110億ドル規模のプロジェクト現場のビルに煙が充満

インディアナ州ニューカーライルに新設される110億ドル規模のAmazonデータセンターの敷地内で火災が発生し、作業員2人が病院に搬送されました。

木曜日の朝、ニューカーライルのEdison Roadにあるデータセンターの敷地内で火災が発生しました。

建設中の事故で2人が負傷したとの通報を受け、消防隊が現場に急行しました。

その後、現場の建物のひとつであるSBN AWSビル104が煙で充満しているとの情報が消防隊に入りました。

ニューカーライル消防署の広報担当者が、地元ニュースネットワークWNDUに語ったところによると、消防士たちは建物とその周辺にかなりの量の煙を発見したとのことです。

付近住民は避難しましたが、作業員2人が負傷し、現場から空輸されて病院に運ばれました。

消防隊員は、現場で活動中の火災を確認しておらず、事故の原因を調査しています。

Amazonは2024年10月、クラウドプラットフォームAWSが使用するデータセンターに着工しました。この開発のニュースは、2024年4月に初めて浮上し、8月にはプランナーから最終承認の印が届きました。

敷地内のいくつかのビルはすでに完成していますが、プロジェクト全体の完成には10年はかかると見られています。Amazonによると、このキャンパスには22棟のビルが建設され、1,000人の雇用が創出されるとのことです。

AWSの広報担当者は、次のように述べました。「非稼働施設の建設現場で発生した小規模な火災は、本日すぐに鎮火しました。安全は我々の最優先事項であり、地元の第一応答者の迅速な行動に感謝しています。」

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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