
スペイン・ビジェナで、データセンターキャンパス計画中
L14 REIS開発グループが、州内初のキャンパス用地開発を担当
スペインのビジェナで、データセンターと物流パークが建設される可能性があります。
ビジェナ市内の工業団地「Casa del Padre」の開発業者であるL14 REISとビジェナ市議会は最近、このプロジェクトを発表しました。「ロジスティクス・データ・キャンパス・ビジェナ」は、Casa del Padre工業団地をデータセンター、テクノロジー企業、物流事業者向けのパークへと変革することを目指しています。
プロジェクトの総面積は33万2000平方メートル(357万平方フィート)を超える可能性があります。
開発業者によれば、市議会が次回の定例本会議で直接管理権限を放棄すれば、用地工事は間もなく開始され、2年以内に完了する見込みとのことです。
ビジェナに拠点を置くQ+C Arquitectura y Ciudad社と、法務・戦略コンサルティングのPygmalion Group社は、L14 REISと共同で本プロジェクトに取り組んでいます。
開発業者L14 REISの代理人弁護士、Javier Nicolásは、「ビジェナは戦略的位置、地中海回廊との将来的な接続、ドライポートの設置や欧州横断鉄道網に接続する物流拠点の整備といった将来構想により、新たな都市開発において非常に魅力的な機会を提供しています」とコメントしています。
ビジェナはスペイン・バレンシア自治州の都市です。ムルシア州北東部に位置し、アルバセテとアリカンテの中間に位置します。
さらにNicolásは、「毎週、ビジェナにおけるこの新たな取り組みに関する情報を求めるデータセンター事業者からの問い合わせを受けています。都市計画の面で順調に進展しており、業界の主要プレイヤーから大きな関心が寄せられていることを実感しています」と述べました。
市議会では、Fulgencio Cerdán市長がプロジェクト開始を「朗報」と評しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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