エア・ウォーター社がUPSメーカーHitecを買収
日本の製造コングロマリットである エア・ウォーター(Air Water)株式会社(本社: 大阪市中央区 )は、ディーゼルロータリー式UPS ( DRUPS )メーカーHitec社を非公開で買収しました。
エア・ウォーターは、2012年以来、 Hitec の過半数株主であったオランダの投資会社Egeria社から発行済み株式の100%を取得しました。
高出力UPS システムのグローバルNo.1 を目指す
エア・ウォーター は、この買収により 製品・オペ レーションのコストダウンを図り、Hitecの世界的なプレゼンスが強化されると述べています。エア・ウォーターは、UPSシステムやその他の電力供給設備業界で「世界一」になりたいと語っています。
Hitecは1894年に設立され、オランダのアルメロに本社を置き、1969年に初のディーゼルロータリーUPSシステムを構築したと主張しています。Hitecは、データセンター、半導体製造業者、病院、空港、金融機関向けにUPSを製造しています。
同社は約270人の従業員を擁し、アメリカ、イギリス、スペイン、中国、シンガポール、マレーシア、台湾、ロシアに支社を持っています。Hitecは昨年、1億2,200万ユーロ( 約126億円 )の収益を計上しました。
エア・ウォーター社は、ガス、化学薬品、医療、エネルギー、農業および食品、物流、海水およびエアロゾル産業用の多種多様な製品を製造しています。2018年に、同社は8,200億円(73億ドル)の売上を報告しました。
Data Center Dynamics
【参考】エア・ウォーター株式会社プレスリリース(2019年7月23日付)
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