EDPRとMetaがテキサス州の新規ソーラーパークで長期契約を締結
世界第4位の再生可能エネルギー事業者EDP Renewables(EDPR)とMeta社は、テキサス州中央部のミラム郡にある240MWのCattlemen Solar Parkにおいて、156MWの長期売電契約(PPA)を締結したことを発表しました。この156MWのPPAが完了すると、240MWの Cattlemen Solar Park の開発が継続され、最終的には2023年の操業開始を目指します。
EDPRはCattlemen Solar Parkの 開発、建設、所有、運営を行い、資本投資額は約2億8000万ドル、2023年の操業開始を予定しています。 Cattlemen は、地元の土地所有者への支払い、地域社会の重要なサービスを支えるための納税、プロジェクトの建設・運営中の雇用機会などの経済的利益をもたらすと考えられています。またこのプロジェクトは、テキサス州の一般家庭の年間37,000戸分以上の電力を供給し、年間約3億400万ガロンの水を節約することができます。
Cattlemenは、EDP RenewablesとMetaが締結した2番目のPPAであり、最初のPPAはインディアナ州の200MW Headwaters II Wind Farmに対する139MWのPPAです。また両社はEDPRの200MW のRandolph Solar Park でも提携しており、プロジェクトの全容量はアリゾナ州メサにあるMetaのデータセンター支援に充てられる予定です。EDPRとMetaは、合計で495MWの再生可能エネルギーを送電網に供給し、メタ社の目標である100%再生可能エネルギーによるグローバルオペレーションのサポートに貢献します。
Metaの再生可能エネルギー担当責任者Urvi Parekhは、「当社のグローバルインフラが成長を続ける中、EDP Renewablesとのパートナーシップは意欲的な持続可能性目標を達成する上でますます重要となっています」と述べています。「このプロジェクトが、新しい太陽光発電をグリッドにもたらし、建設雇用を提供し、地域の水の節約に貢献することを誇りに思っています。 」
EDPRのCEOであるMiguel Stilwell d’Andradeは、再生可能エネルギープロジェクトにおいて、再びMeta社と協力できることを嬉しく思う、と述べています。「Cattlemen Solar Parkのようなプロジェクトは、エネルギー転換を加速させ、クリーンエネルギーと経済支援を提供し、地域社会に機会を提供するという当社のコミットメントを強化するものです」と述べています。
EDP Renewablesは、テキサス州における再生可能エネルギー業界のリーダーです。現在までにテキサス州で6つの風力発電プロジェクトを所有・運営しており、合計で1,089MWの発電容量を持ち、テキサスの一般家庭236,000戸分以上の消費量に相当する電力を発電しています。そのプロジェクトやヒューストンの北米本部を通じて、テキサス州民550人以上を雇用し、推定19億ドルの資本投資により、テキサス州経済に多大な貢献をしています。
Digital Infra Network ( Mark Venables 記者)より抄訳・転載
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