Metaがラスベガスの倉庫地区に物流拠点を開設
Metaはネバダ州ラスベガスに物流倉庫を開設し、西海岸のデータセンター事業にサービスを提供することになりました。
同社は今週、ラスベガスの倉庫地区に新しい物流拠点を開設しました。
この建物の面積は465,000平方フィート(43,200平方メートル)で、倉庫、部品の梱包・開梱、オーダーピッキング、配送、在庫管理、製品シリーズのトラッキング、技術サービス、ラックとスタックの組み立てなど、Metaデータセンターの物流を担当する予定です。
Meta社のシニア・プログラム・マネージャーであるGus Aiono氏は、「ここは、データセンターに関する限り、西海岸のネットワークにサービスを提供する配送拠点となる」と述べています。
この施設は、Arvato Supply Chain solutions社が管理する予定です。Arvato社の Michael Konopka 氏によると、同社は派遣会社と協力して倉庫のスタッフを確保する予定だといいます。
「製品の受け取り、保管、商品化、技術サービスの提供を行う予定です。」
この施設は、 Tropical Parkway とI-15号線の近くにあり、同地の倉庫街は、この地域で企業が急速に増加したため、この名前が付けられました。
ラスベガス第3区の議員である Scott Black 氏は、ここ数年の開発ブームを見てきたと語っています。
「テクノロジー系はネバダ南部にとって新しいものであり、できればその最初の一歩になればと思う」とBlack氏は語っています。「I-15はSpeedwayから Apex 出口にかけて、このような商業開発が両側に並ぶのを見られるでしょう。」先週、ラスベガス北部は、2億5千万ドルの既存プロジェクトの一部でとしてのこの地区におけるさらなる開発プロジェクトの先陣を切るために、公益事業関連に対して3700万ドルを投資しました。
新しい物流センターは、1年半以上前から計画されていたものの、Metaが「AIデータセンター」に移行する計画を発表した直後に始まりました。同社は2022年12月、新しい施設の抜本的な設計変更を計画しているため、建設中の多くのデータセンタープロジェクトを見直していると述べています。
Appleは2019年、リノ・データセンター・キャンパスにサービスを提供するために設計された独自の物流倉庫を建設しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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