Wiwynn がイーロン・マスクのX/Twitterをサーバー代未払いで提訴
同社が「突然支払いを停止」したため、6,100万ドルを要求
ハイパースケールサーバーメーカーのWiwynnが、イーロン・マスクのX(旧Twitter)を提訴しました。
台湾のハイテク企業であるWiwynnによれば、ソーシャルメディア企業Twitterがマスク氏の買収後、約1億2000万ドルのサーバー部品の支払いを拒否し、6100万ドルを求めているとのことです。
同社は、TwitterがWiwynnへの支払いを「突然停止」し、完成品の支払い要求を無視したと主張しています。Wiwynnはまた、納品されなかった既存の注文のために1億2000万ドル相当の部品を備蓄していたと述べました。
Twitterは買収による負債を返済するため、クラウド料金を削減し、データセンターを閉鎖し始めました。
同社はクリスマス直前に、サクラメントのデータセンターを去り、ジョージア州アトランタのデータセンターを縮小しました。同時に、Google CloudとOracleへの支払いを拒否し(最終的には屈しましたが)、AmazonがTwitter広告の支払いを停止するまで、AWSの支払いを停止しました。
サクラメントを離れたことで、Twitterは年間1億ドルを節約できたと同社は主張しています。一方Wiwynnは、約5,900万ドル相当の部品をキャンセルまたは回収することができ、残りの6,100万ドルに相当する損害賠償を求めています。
マスク氏のビジネスは、元CEOのParag Agrawalからの退職金未払いをめぐる1億2800万ドルの訴訟や、Twitter会長のOmid Kordestaniからの2000万ドルの訴訟など、複数の訴訟に直面しています。
しかし先月、大量解雇で解雇した数千人のTwitter従業員に対し、少なくとも5億ドルの退職金の支払いを拒否したとする訴訟の棄却を勝ち取りました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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