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米国防情報システム局、ハワイにインド太平洋地域の軍事用コンピューティングのパイロット「Stratus」クラウドを計画、AWSも導入予定

中国に近づけたいという理由

米国国防情報システム局(DISA)は、ハワイでプライベート・クラウド(機密クラウド)の立ち上げを計画しています。

「Stratus」はベータ版としての取組みであると説明されており、インド太平洋地域に多くのコンピュートを導入するためのパイロットプログラムだとされています。

「Stratusは、米国本土と同等のコンピューティング能力を物理的に戦地に配備することを目的としている」DISA の広報担当者は  Defense One の取材に対し、こう語っています。

Sharon Woods氏は、AFCEA TechNet Cyberカンファレンスで記者団に対し、軍事組織がクラウドサービスを使い始めると、その利用パターンは、「INDOPACOM地域により深く」拡大する方法を伝えるのに役立つだろうと説明しました。

しかし、「万能なソリューションがあるわけではない」とWoods氏は認めています。DISAは、さまざまな用途に対応するため、Amazon Web Services(AWS)が提供する「専用の商用クラウドサーバー」を設置する予定です。

これは、「広範なクラウド機能へのアクセスを提供する商用クラウドサービスの拡張および導管として機能する」とWoods氏は述べています。

この取り組みは、AWS、Microsoft Azure、Google、Oracleが共有する総額90億ドル規模の軍用クラウド契約であるJoint Warfighting Cloud Capability(JWCC)契約と並行して進められます。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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