AWS、米コロラド州デンバーにローカルゾーンを開設
AWSが米国コロラド州デンバーにローカルゾーンのエッジ拠点を開設しました。
「ローカルゾーン」は、エンドユーザーやオンプレミスに対し1桁ミリ秒のレイテンシーを要求するアプリケーションをホストするエッジ拠点として機能します。
「本日、デンバーでAWS Local Zonesの一般提供を発表します。お客様は、この新しいローカルゾーンを利用し、デンバー都市圏のエンドユーザーやオンプレミス拠点に1桁のミリ秒のレイテンシーを要求するアプリケーションを提供できるようになりました」同社はこのニュース発表の短い声明の中でこのように説明しています。
同社は、既存データセンターを持っていないが、人口が集中しているエリアの近隣で、レイテンシーに敏感なアプリケーション向けに(コンピュート、ストレージ、データベースなどの)厳選されたサービスを提供しています。各ゾーンは、特定の親リージョンの「子」であり、そのリージョンのコントロールプレーンによって管理されます。US West(オレゴン州)が、デンバーローカルゾーンの親リージョンとなります。
2019年に初めて発表されたロサンゼルス・ゾーンでは、同社は昨年、同市内に2か所目のゾーンを追加しました。そして今年に入ってからも5か所ゾーンを開設し、今後も更に追加が予定されています。
AWS Local Zonesは、現時点でデンバーのほかに、ボストン、ダラス、デンバー、ヒューストン、ロサンゼルス、マイアミ、フィラデルフィアで一般公開されています。
2021年には、アトランタ、シカゴ、カンザスシティ、ラスベガス、ミネアポリス、ニューヨーク、フェニックス、ポートランド、シアトルと、さらに9か所のローカルゾーンの提供が開始される予定となっています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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