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AWS、ボーダフォンと提携しドイツで「Wavelength Zone」サービスを開始

AWSは、ボーダフォンと提携し、ドイツの3都市で「Wavelength Zone」サービスを開始したと発表しました。

Wavelengthは、通信サービス事業者の5GネットワークのエッジにAWSのコンピュートおよびストレージサービスを組み込み、近隣のAWSリージョンで稼働するクラウドサービスへのアクセスを提供します。またWavelengthは、アプリケーションのトラフィックが通信事業者のネットワークを離れることなくサーバーに到達できるため、5GデバイスからAWS上でホストされているアプリケーションへの接続に必要なレイテンシー(遅延)とネットワークホップ数を最小限に抑えることができると同社は説明しています。

アマゾンは、今回の声明の中で、ベルリン、ミュンヘン、ドルトムントにおいてWavelength Zoneが利用可能になったと発表しました。

「本日、ドイツのVodafone 4G/5Gネットワークにおいて、AWS Wavelengthの一般提供を開始したことを発表します。開発者、企業、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)は、ドイツ国内のAWS Wavelength Zoneを利用して、モバイル機器やユーザー向けの超低遅延アプリケーションを構築できるようになりました」

AWSは、2019年12月にシカゴでのパイロットプロジェクトを開始した際に、まずベライゾンとWavelength Zoneでの提携を発表しました。

AWSは現在、欧州では4か所でWavelength Zoneを展開しています。今年の6月には、AWSはボーダフォンと提携し、英国ロンドンでサービスの提供を開始しました。

米国では、ベライゾンが、アトランタ、ボストン、シカゴ、ダラス、デンバー、ヒューストン、ラスベガス、マイアミ、ニューヨーク・フェニックス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントンDCの13都市でWavelength Zoneを提供しています。また、日本ではKDDIが東京と大阪で、韓国ではSK Telecomが大田でサービスを提供しています。

AWSは、5Gエッジ拠点に加えて、「Local Zone(ローカルゾーン)」と呼ばれる拠点を米国内に多数開設しており、その多くはWavelength拠点と同じ都市にあります。ローカルゾーンは、エンドユーザーやオンプレミス施設に対し1桁ミリ秒のレイテンシーを要求するアプリケーションをホストするためのエッジロケーションとして機能します。同社はレイテンシーに敏感なアプリケーションのために、通常は既存データセンターフットプリントを持たない人口集中地区の近くで、厳選されたサービス(コンピュート、ストレージ、データベースなど)を提供しています。

2019年に初めて発表されたローカルゾーンは、現在、米国内の13都市で一般利用可能となっており、年末までにさらに3都市が追加される予定です。最近では、ドイツを含む20カ国で、さらに30拠点のローカルゾーンをグローバル展開していく計画を発表しました。尚、同社は、ローカルゾーンインフラがどのような施設に設置されているかについては明らかにしていません。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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