AdaniConnexが持続可能性連動融資で14.4億米ドル調達へ

インドのAdani Enterprisesと米国のEdgeConneXが50:50で設立した合弁会社AdaniConnexは、最大14億4,000万米ドルの資金調達を目指し、持続可能性連動融資を確立しました。

現在、AdaniConnexはインド南部のタミル・ナードゥ州チェンナイで、データセンターを1つ運営しています。また、ハイデラバード、ムンバイ、プネー、ノイダ、バイザッグにも開発中の施設があります。同社は、今後10年間で1GWのデータセンター容量を開発するという野心的な計画を持っています。

今回の融資により調達された金額は、今後建設予定の施設に充てられる予定です。同社は、「最先端の技術と再生可能エネルギーソリューションを採用し、運用効率を最適化しながら、エコロジカル・フットプリントを最小限に抑える」としています。

この資金調達では初回に8億7,500万米ドルが提供され、最大14億4,000万米ドルの提供額になり得ると、 同社はプレスリリースの中で述べました。2023年6月に提供された2億1,300万米ドルに続き、この取引により、AdaniConneXの調達額の合計は16億5,000万米ドルに達します。

AdaniConneXのCEOであるJeyakumar Janakarajは、次のように述べています。「建設資金調達はAdaniConneXの資本管理計画の中核的要素であり、持続可能性と環境保全にしっかりと根ざしたデータセンター・ソリューションを提供することを可能にします。私たちは、尊敬する国際的な銀行パートナーとともにこの旅に出発できることを喜ばしく思っています。」

同社はこれまで、ING Bank N.V.、Intesa Sanpaolo、KfW IPEX、MUFG Bank Ltd.、Natixis、Standard Chartered Bank、Société Générale、三井住友銀行の8行の国際金融機関と最終契約を締結しています。

W.Media ( Deborah Grey 記者)より抄訳・転載

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