AWS、4億ドル規模の米オハイオ州データセンターを構築

Amazon Web Services(AWS)は、米オハイオ州ニューアルバニーインターナショナルビジネスパークに4億ドルを投じて170,000平方フィートのデータセンターを建設する予定です。

100エーカーの敷地に計画された施設は、ニューアルバニー市2570 Beech Road NWにある既存施設に加え、現在建設中の第2データセンターに続きます。 AWSは、希望に応じて157,000平方フィートに及ぶ3番目のサイトを構築する許可も得ています。

尚、同社は同じくオハイオ州ダブリンとヒリアード近くの都市において既にデータセンターを運営しています。

長期にわたる税優遇措置

市の報告によると、このプロジェクトで少なくとも給与年支払い総額2,450,000ドル(=およそ2億7,000万円弱)の中で35名の雇用を創出する予定のようです。

投資の見返りとして、ニューアルバニー市議会は、この新しいサイトの15年間にわたる固定資産税の100%免除を承認しました。

減税期間中、ジョンズタウン-モンローおよびリッキングハイツ学区は、プロジェクトから合計125,000ドルを受け取ります。

「リッキング郡は活気付いており、誰もがここに拠点を構えたいと思っている」と、R-ニューアークのジェイ・ホッティンガー州上院議員はNewark Advocateに語っていました。

「オハイオ州道161号線が拡張されたタイミングでこの活況が起こると我々は言っていた。私はそれが最終的には郡の東部や郡全体への役割を果たすと思う」

– shutterstock

このエリアでは今後FacebookとGoogleのデータセンター建設が控えており、Googleは今月初めに6億ドル規模の施設を正式に起工しています。

ニューアルバニー市長のスローン・スポルディング氏は、「ニューアルバニーには、大企業やテクノロジー企業を惹きつけ、維持してきた強力な実績がある」と述べました。「Googleのデータセンターもこの一つの例であり、彼らに我々のコミュニティに参加してもらい嬉しく思う」

起工に先立ち、Googleは15年にわたるデータセンター売上税の100%免除の交渉を行なっていました。

Data Center Dynamics

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