Colt DCS、パリのデータセンターキャパシティを拡張
データセンター事業者のColt DCSは、パリのデータセンターの受入能力を拡大させていくと発表しました。段階的に、まずは2019年6月までに6.9MWを、2020年までには12MWを追加する予定であるとのことです。
パリ郊外のレ・ウリス地域にある同施設では、総床面積が5,000㎡あり、平均 PUE は1.2以下になるように設計されています。新たな拡張工事によって、サイトの総電力容量は23.9MWになる計算です。
3か月で52MWの拡張
パリはヨーロッパの4大データセンター市場(FLAP:フランクフルト、ロンドン、アムステルダム、パリ)の1つであり、ここ最近は、コロケーションの需要が毎四半期、過去の記録を上回り続けており、 クラウド 事業者にとって、 相互接続 や レイテンシ など充実したサービスを提供できるかは非常に大きな関心事となっています。
Coltによると、パリでは2018年のQ2だけで51MWもの コロケーション 能力拡張があったとのことです。
ColtでCEOを務めるDetlef Spang氏は、「Coltは、いつでも必要な時に、ユーザーがキャリア・ニュートラルな接続サービスを利用できることを約束します。私たちのデータセンターでは、様々なキャリア、クラウドサービス、インターネットエクスチェンジへの相互接続が可能なエコシステムが設計構築されています。フランス国内でのサービス提供のために、ハイパースケールデータセンターを探しているグローバル企業にとって、レ・ウリスも選択肢の一つとして検討されるようになるでしょう」と語りました。
ほとんどの大手コロケーションデータセンターと同様に、Colt DCSの売上の多くは、ユーザーがデータセンターから様々なクラウドサービスやISPへ接続できるようにする相互接続サービスによってもたらされています。
– Data Center Dynamics
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