Converge ICTがルソン島に2つのデータセンターを新設

ブロードバンドプロバイダーであるConverge ICT Solutionsは、ルソン島に新たに2つのデータセンターを建設し、インフラを拡大する予定です。マニラ首都圏のカローカンと、パンパンガ州のアンヘレスに位置するこれらの最新鋭施設は、来年までに稼動する予定です。

合計1,500ラックの容量を持つこれらのデータセンターは、 企業や一般家庭の両方の加入者の間で需要が増す、帯域幅を多く必要とするアプリケーションに対応することを目的としています。 同社はまた、冗長性、AIへの対応、液冷ソリューションによる持続可能性を確保し、データセンターの性能における最高レベルの認証を目指しています。

Converge ICTのCEO兼共同設立者のDennis Anthony Uyは、今回の投資の重要性を強調し、次のように述べています。「この将来を見据えた取り組みは、ゲーム、フィンテック、OTT、公共サービスなど、さまざまな分野でデータ集約型アプリケーションの需要が急増することを見越したものです。」

同社は、両データセンターでUptime Institute Tier III認証を取得し、最高レベルの信頼性と可用性を確保することを目指しています。これらの施設の主な特徴は、コンピュータとデータの完全な複製を別の場所に作成するサイト冗長性です。これにより、プライマリサイトで障害が発生した場合のバックアッププランが提供されます。

Converge ICTは、これらのデータセンターを活用し、接続性にとどまらない幅広いサービスを提供する計画です。 CEOのDennis Anthony Uyは、「我々は単なるファイバーブロードバンド企業ではなく、テクノロジー企業です。最新のテクノロジーを備えたデータセンターにこれだけの容量があるということは、フィリピンのビジネスにより多くのサービスを提供できるということです」と語りました。

W.Media (Hazel Moises 記者)より抄訳・転載

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