Digital Realtyがミネソタ州EaganのデータセンターをCommunity Development Agencyに売却

デルタ航空跡地を郡に売却し住宅建設計画へ

Digital Realtyは、ミネソタ州ミネアポリス郊外の旧データセンターを、地方自治体の住宅機関に売却しました。

Finance & Commerceの報告書によると、Dakota County Community Development Agencyは先月、Eaganの1500 Towerview Roadを625万ドルで取得しました。売主は、Digital Realtyの関連会社Digital Towerview LLCでした。

39エーカーの敷地に329,000平方フィート(30,565平方メートル)、8MWのデータセンターがあり、以前はデルタ航空にフルリースされていました。Digital Realtyは2013年、3700万ドルのセール・アンド・リースバック取引でデルタ航空から平屋建ての敷地を取得し、リース期間は当初8年間でした。

ダコタ郡CDAの職員が、木曜日にFinance & Commerceに語ったところによると、データセンターを取り壊し、跡地を更地にして、最終的には市の計画に沿って新しい住宅を建設する計画だとのことです。再開発の分析に基づき、市は最大1,100戸の新しい住宅を想定しています。

ダコタ郡CDAのエグゼクティブ・ディレクターのTony Schertlerは、次のように述べました。「私たちには再開発の権限と再開発リソースがあります。そのため、そのビジョンを達成するためには、その資産の位置を変えなければならないことに気づきました。『それを拾い上げ、敷地を片付け、汚染問題に取り組み始め、市のビジョンに伴う投資に備えてみてはどうだろうか』と考えました。」

デルタ航空がいつ撤退したのかは不明です。BizJournal誌によると、3月には空き地となっており、売りに出されていたとのことです。

1982年に建設され、1994年に拡張されたとされるこの建物は、2008年にデルタ航空に買収されたノースウエスト航空の本社キャンパスでした。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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