
Equinixがブラジルのリオデジャネイロで最新データセンターを開設
第1フェーズでは560ラックを収容
米コロケーション大手Equinixは、ブラジルのリオデジャネイロに3つ目のデータセンターを開設しました。
今週発表された、「RJ3」と呼ばれるこのプロジェクトに、同社は、5億レアル(9,400万米ドル)を投資したと発表しました。
この新しいInternational Business Exchange (IBX)データセンターは、第1フェーズとして1,465平方メートル(15,770平方フィート)のコロケーションスペースに、560ラック相当を提供します。
Via Dutraの近くに位置するRJ3は、冗長ファイバーリングを介して約17km(10.56マイル)離れたDel CastilhoのRJ2に接続されます。RJ1は、ボタフォゴにあります。
RJ3の計画は、2024年5月に発表されました。
Equinixによると、RJ3はクールアレイテクノロジーを搭載したブラジル初の施設であり、スラブ上のコールドフラッド/ホットアイル封じ込めスキームの一部として使用され、非常に高密度の空冷ワークロードをサポートできるとのことです。シンガポールのSG5やコロンビアのBG2など、すでに30以上の運用中または建設中のデータセンターで、クールアレイテクノロジーを使用しています。
同社によると、RJ3は約27°C(80°F)で運用される見込みです。
Equinixは、2011年にブラジルに参入し、プライベートエクイティ企業のRiverwood Capitalと共に現地の事業者Alog Datacentersの株式の過半数を取得しました。2014年には、Riverwoodから残りの株式を取得しました。
Alog Datacentersは、2005年リオを拠点に設立され、2007年にサンパウロのComDominoと合併しました。EquinixとRiverwoodは、同社を2億2500万ドルで買収し、リオとサンパウロにある1つの施設を引き継ぎました。RJ2は、2013年にオープンしました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
この記事へのコメントはありません。