エクイニクス、サンパウロデータセンターの拡張工事を完了

エクイニクスは、ブラジルサンパウロのSP4データセンターの3度目の拡張工事を完了しました。

今回のバルエリでのInternational Business Exchange(IBX)データセンター拡張では、65%以上の増加となる1,025ラック、3,838平方メートルのコロケーションスペースが追加されました。この施設は、2017年にVerizonから買収された29施設の1つです。

ブラジルの大規模施設

エクイニクスブラジルのプレジデントであるEduardo Carvalho氏は、次のように述べています。「投資はCovid-19パンデミックの前にすでに計画され、クラウド、サプライヤー、パートナーへの接続やアクセスサービスに対する企業の高まる需要に確実に対応できるよう、経済の混乱に直面しても維持された」

SP4は、エクイニクスがサンパウロで進めているいくつかの拡張・建設プロジェクトの1つに過ぎません。同社はサンタナ・デ・パルナイーバでSP3及びSP5 データセンター の建設も進めています。

2,500万ドル規模のSP3拡張は施設の3度目の拡張であり、追加の1,050ラックと3,475平方メートル(37,000平方フィート)の追加のコロケーションエリアを提供し、2021年第1四半期の完成が予定されています。一方、SP5の建設は継続中です。5,200万ドルを投じた工事は、2020年に開始され、2021年第3四半期に完了予定です。施設の第1フェーズでは505ラックが設置される予定です。

「私たちはそこに非常に広いエリアを形成する予定です。そして例えば監視など、SP3から運用されるサービスを共有できるという考えです。SP5は、より純粋かつシンプルなデータセンターとなり、その一部はハイパースケール環境を提供するために使用される予定です」とCarvalho氏は昨年BNAmericasに対し語っていました。

Data Center Dynamics

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